GP静岡お疲れ様でした。
しばらく更新してなかったのですが、GP名古屋後はShadowverseのWGP予選のためにそちらに集中しており、そちらは2次予選5-2と自分なりに満足出来る結果を出せました。

ただ、そんなことしている間に気づけば普段触ってないフォーマットのダブルGP1ヶ月前。
今回は気楽にエンジョイすることを目標にゆるゆるとデッキを調整しました。

・レガシー
GP千葉2016で使ったデッキはANTでしたし、EWを優勝した実績もあるデッキでしたが、そもそも練習量が足りない状況で持ち込むデッキではないことに断念。
一ヶ月しか無いという次点でプレイの択が多い青系のデッキを持ちこみたくないとは思っていました。

その中で普段レガシーをプレイしている友人にメタゲームの概要を聞いたり、Goldfishのメタゲームを眺めていると、上の方にエルドラージポストというデッキが。
フレーバー的な話なのですが、エルドラージは非常に好みの種族達であり、ランプ気味の低速ミッドレンジに寄せた重いエルドラージはモダン(エルドラージトロン)で使った経験もあり、こちらを触ってみることに。

運も良く初回から5-0、4-1と好成績を出し、思いの外にデッキパワーがあると判断。こちらと心中することに。
リーグ成績自体はその後2-3を4連続で叩き出しましたが、上振れもあるし気にしない事にしました。

・スタンダード
環境初陣戦で高橋プロが使っていたゴルガリが非常に好みであり、PT後にメタゲームの変遷があってもチューンを施せば環境から叩き出されることは無いと判断。
カードの値段に目を瞑ってオールインしました。
練習はMTGArenaを触ってみたらMOより遊びやすく安く遊べたので、今回はそこまでガチガチに勝利を目指すようなスタンスでもなかったため、こちらでゆるゆると調整することに。

・デッキレシピ
■エルドラージポスト
土地 26
天上の座 4
微光地 4
ヴェズーヴァ 4
古の墳墓 4
エルドラージの寺院 4
ウギンの目 3
魂の洞窟 1
カラカス 1
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ 1

クリーチャー 20
歩行バリスタ 4
作り変えるもの 4
難題の予見者 4
現実を砕くもの 2
終末を招くもの 4
絶え間ない飢餓、ウラモグ 2

スペル 14
虚空の杯 4
厳かなモノリス 4
魔術遠眼鏡 2
ウルザの後継、カーン2
全ては塵 2

サイドボード
虚空の力戦 4
アメジストのトゲ 4
漸増爆弾 2
罠の橋 2
魔術遠眼鏡 1
バジリスクの首輪 1
約束された終末、エムラクール 1

★解説
メインボードはほぼテンプレート。Goldfishから持ってきた最初のレシピとほぼ同様です。
現実を砕くものがゲームプランとあっていない事が多かったのですが、代わりの忘却撒きも単純に6マナが重かったり、アーボーグの2枚目を採用する事になるのが許せなかったりと感触が悪く。
結局迷った結果勝っていたレシピの通りにしました。
土地基盤だけは少し調整を加えており、練習不足は痛感していたので最大値を上げるためにヴェズーヴァは4枚。
血染めの月相手は無くてもある程度立ち回れて、基本に帰れには1~2枚では無意味、暗殺者の戦利品は採用デッキが少ないという判断で荒地は不採用にしました。
比較的特徴的なのは魂の洞窟の採用だと思いますが、青系のデッキに対しては1枚目だけ非常に強烈になりえるカードであり、1枚は取るべきだと思っています。


■ゴルガリミッドレンジ
土地 23
森 8
沼 5
愚蒙の記念像 2
森林の地下墓地 4
草むした墓 4

クリーチャー 25
ラノワールのエルフ 4
マーフォークの枝渡り 4
野茂み歩き 3
探究者の従者 1
翡翠光のレインジャー 4
打ち壊すブロントドン 2
貪欲なチュパカブラ 3
ゴルガリの招売人 1
殺戮の暴君 3

スペル12
喪心 2
ヴラスカの侮辱 3
採取/最終 3
ゴルガリの女王、ヴラスカ 1
ビビアン・リード 3

サイドボード
強迫 4
喪心 1
暗殺者の戦利品 1
真夜中の死神 2
貪る屍肉漁り 2
黄金の死 2
煤の儀式 1
最古再誕 1
秘宝探究者、ヴラスカ 1

★解説
意識しているのは白ウィニーとイゼットドレイクで、そこを中心にしたメインボードにしています。
野茂み歩き3枚に加えて9枚目の探検を用意。3マナ域を多めに取り、真夜中の死神よりもタフ4で盤面を止めやすいブロントドンを採用。
除去枠も喪心をメインから2枚取り、サイドに更に追加を用意しました。
イゼットドレイク側のレシピが直近3マナドレイクを抜いたコントロール寄りのレシピが勝っている事もあり、喪心の4枚目を取りませんでしたがとっても良かったと思っています。
墓地対策の貪る屍肉漁りは最後まで悩んだカードで、必要な枠ですがフェニックスを食えるタイミングは少なく、ショックで簡単に裁かれてしまう事がネック。
歩哨のトーテム像を真面目に検討し、最後まで迷った上に当日ゴルガリを使う友人にはそっちを勧めました(駄目だったらしい)

・大会結果
GP静岡レガシー 2018
R1 Bye
R2 デスタク ○×○
R3 赤単プリズン ○×○
R4 ANT ×○×
R5 グリクシスコントロール ○○
R6 URデルバー ×○○
R7 UB死の影 ×○×
R8 グリクシスデルバー ×○○
R9 ミラクル ○○
R10 BGデプス ○××
R11 スニークショー ○○
R12 Lands ○××
R13 黒単リアニ ○×○
R14 URデルバー ×○×
R15 赤単プリズン(井上徹プロ) ○××

久しぶりに二日目に進出しましたが、二日目は負け越してしまいトータル9-6でした。
練習がリーグ30マッチとTLS予選1回と考えれば上出来すぎる結果でしょう。
スタンダードは結局出れませんでしたが、これでスタン、モダン、レガシーと構築3フォーマットで2日目までは行けたので個人的には結構満足しています。

デッキを2日間使った感想としてはチグハグな面が多く欠陥が多いデッキだと感じました。
基本的に遅めのミッドレンジであり、受ける展開が多いため古の墳墓の2点ルーズはかなり重たいです。
また虚空の杯が入っているデッキであるにもかかわらず、1ターン目に虚空の杯を置ける確率が非常に低いため、虚空の杯を最も弱く使っているデッキでもあると思っています。
エルドラージの枚数が中途半端のため、7枚のエルドラージ土地を強く使えない事があるのもネックですね。
エルドラージの寺院、ウギンの目のようなハンドでキープして歩行バリスタとカーンがハンドに寄ってくるなどの事故パターンも少なからずありました。
ウギンの目自体もエルドラージで2アクションするような爆発力が無く、そこまで強く使えていないな、と。もちろん7マナで起動出来るメリットはあるのですが、それを許してくれる低速デッキとあまりマッチングしなかったという事もあります。

一方でデッキの利点としては絶え間ない飢餓、ウラモグと終末を招くものを最大限強く使える事でしょう。
終末を招くものは召喚酔いが解けたら圧倒的な盤面干渉力を持つクリーチャーであり、3ターン目の終末を招くものという黄金パターンはマッチを問わず強力でした。
ウラモグも回れば5~6ターン目には場に出る事が多く、デルバーなどの高速デッキ相手でも間に合う展開が多々存在し、そのように回ったときの破壊力は確かなデッキパワーを感じました。

今年の大会は年末のラストサンで最後となります。
ラヴニカ以降モダンに触れていないのでまずはそこのリハビリからですが、楽しんでいこうと思います

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