今年のGP参加は京都と横浜の予定。
仕事の関係でそれ以降はリアルの大型イベント参加も難しくなりそうなため、ひとまずMTGは4月まで取り組んで、その後半引退になりそう。

とりあえずスタンとモダンの両天秤で練習を開始。
スタンはGP静岡で組んだけれど使わなかったゴルガリが手元にあり、経験値もあったためほぼスゥルタイに決め打ちして練習。

友人に誘われたので日曜の晴れる屋TCで開催されたラヴニカウィークエンドに参加した。

★使用デッキ
・クリーチャー 24
ラノワールのエルフ 4
培養ドルイド 4
成長室の守護者 4
翡翠光のレインジャー 4
人質取り 3
ハイドロイド混生体 3
殺戮の暴君 2

・スペル 12
喪心 3
ヴラスカの侮辱 2
採取/最終 2
ハダーナの登臨 2
ビビアン・リード 3

・土地 24
森 4
繁殖池 4
湿った墓 4
草むした墓 4
森林の墓地 4
水没した地下墓地 3
愚蒙の記念像 1

・サイドボード 15
強迫 4
軽蔑的な一撃 2
否認 1
渇望の時 2
クロールの銛撃ち 2
打ち壊すブロントドン 2
秘宝探求者ヴラスカ2

★デッキ解説
基本的な概念はドミトリー・ブタコフの記事の通り
https://article.hareruyamtg.com/article/20402/

・野茂み歩きとマーフォークの枝渡りの不採用について
アリーナで基本的に練習していたがアグロ系統に対してそこまで多くマッチングせず、野茂み歩きの必要性は疑問だった。
記事に書いてある通りだが白単相手はメインボードは有効なものの、サイド後にトカートリの儀仗兵にデッキが非常に弱くなる欠点もあり、トータルで優れているかは疑問。
これはイゼットドレイクに対しても同様で、野茂み歩きがいるとダメージレースを挑むプランが確かに成立するが、サイド後に相手がラルなどを追加してコントロール寄りにシフトされて狙いをズラされたり、幻惑の旋律で奪われて3/5の前にビタ止まりする裏目が存在する。

採取/最終は基本的に最終を前提としたカードで、環境での白単系の立ち位置がそこまで支配的では無さそうだったために減らしても良いと判断。
マナベースの問題から愚蒙の記念像の枚数が減り、ゴルガリの拾売人も抜けた事で採取/最終の枚数減と合わせて墓地回収シナジーを見る必要がなくなり、探検クリーチャーを多く確保する必然性もなくなったため、マーフォークの枝渡りを抜く事には問題を感じなかった。

・ラヴニカの献身の新カードについて
上記の記事の通り成長室の守護者はそこまで良いカードでは無いものの2マナの生物としては要求スペックを満たしていると感じた。
特に苦手な対コントロールで強く、それ以外でもマリガンした後に最低限のリソースを確保しながら長期戦に繋げるボードを作ってくれる。
後半フラッドした時などにもそこそこ優秀。アグロ相手は概ねただの2/2になるが、壁ぐらいの役割はある

培養ドルイドは使っていて非常に強力と感じたカード。
フラッド受けが可能なマナクリと自己完結しており、ハイドロイド混生体という明確なフラッド受けカードがあるためマナクリを増やす事にも問題は感じなかった。
順応後の3/5というスペックは最終で流れず3~4マナ兼の中型クリーチャーを受け止めながらその気になればコントロールやコンボにも殴れるスペックとなかなか優秀

ハイドロイド混生体については特に語る事もなく。
このカードはX=4までだと感覚的には普通のカードで真価を発揮するのはX=6以降だと感じたので使うなら培養ドルイドはあった方が良いと思った。
単純に土地を置き続けているだけでは真価は発揮出来ない。ランプカードと合わせて使いたい

・殺戮の暴君の採用について
ラヴニカの献身で追加されたシミックのカードが全体的にマナ食い虫な上にショックランドが増えてしまったので、それならいっその事後ろに一気に寄せる事にしてミッドレンジ以降のデッキに勝つつもりにした。

殺戮の暴君は依然として強力なカードでミラーでは相変わらずの支配力がある。
ミラーは基本的にPWを巡るゲームになりがちだが、地上の小型生物同士が並ぶ盤面では打点が通らず飛行はビビアンに落とされるため、ヴラスカの侮辱や暗殺者の戦利品で対処する事が多い。
その中で殺戮の暴君は地上からPWに圧力をかけられるカードであり、お願いダブルブロックはインスタント除去1枚で戦線が崩壊するため、殺戮の暴君でしか止まらない。殺戮の暴君がデッキから減っている今なら強力なカードではないかと判断した。もちろん最終との組み合わせはゲームに勝つ。
エスパーコントロールもケイヤの怒りで簡単に対処されてしまうが、逆に言えばそれ以外に綺麗な対処札は少なく、テフェリーに対して強くプレッシャーをかけられるためジリ貧に持ち込める。
どうせメインは腐るカードが多すぎて基本負けるのだからワンチャン勝てるカードを採用して少しでも抵抗したかった。
アグロデッキに押されている場面対しても6マナ時点ならハイドロイド混生体より呪禁7/6が壁として立つ方がボードに与える影響が大きいと思っている。

8マナクリで暴君4枚+秘宝探求者ヴラスカのようなアプローチは前環境でも成立していたので、ハイドロイド3枚に殺戮の暴君2枚でもデッキとしては成立するだろう(ふんわり)

・ハダーナの登臨の採用
どうせカニもドルイドも4枚入れるのだから2枚くらい枠を作ってデッキのぶん回りパターンを作りたかった。
3マナ粋が空いているのもあるし、ミッドレンジ以降のマッチでは基本的に強制的にゲームクローズが出来る強力なカードだと思っている。

・人質取りor貪欲なチュパカブラ
端的に言えばチュパカブラの方がアグロに強く人質取りの方がミッドレンジに強い。
今回はデッキを後ろに寄せたために人質取りに統一。基本的には奪われない状況でプレイしたいために5マナ以降のカードになりやすい。
白単に対しては追放のためアダントの尖兵に対処可能、ベナリア史や軍団の上陸等によるトークンが多く存在するため4マナフルタップでも出せる、除去が議事会の裁きや交流代理人のため、最悪ぶっぱで取り返されてももう一度ETBを使用するチャンスがある、とチュパカブラより一概に劣っているとは言えないと思っている。
マナさえあれば1:3交換カードなのでフラッド受けとしては非常に優秀。宝物の地図をプレイされた時は奪える事を覚えておきたい。

・サイドボードについて
ハンデスとカウンターはメインが厳しいコントロールとコンボに対して必要な枠。
否認よりも軽蔑的な一撃を重視しているのはサイドインされうるライラ等に加えてミッドレンジに対してもサイドイン出来るため。
他は気持ちアグロに対する意識を上げており、クロールの銛撃ちは対青単での決戦兵器となる。
ピアスには当たらず、潜水やセイレーンの嵐鎮めには弾かれても3/2到達がブロッカーとして残るため執着的探訪によるマウントを回避可能。
またエスパーがサイドインしてくる4枚の正気泥棒に対して2マナ3/2という序盤のクロックも兼ねるため除去を多く残す事よりも裏目が少なくなる。
適当に先出ししても到達でブロックに回れるため、安易な3ターン目正気泥棒によるマウントを許さない

秘宝探求者ヴラスカは前日散々ターボゲートに勝てずにいたところ、えんぴつくんがPWには触りづらいしギルド会談割られるからヴラスカはきついと言っていたので採用。
確かにターボゲートに勝つ時はビビアンの奥義が決まる事が多い。
ミラーでサイドイン出来るカードも少なかったし、どうせなら全力でレイトゲームに勝ちに行く事にした。

★試合結果
R1 エスパーミッドレンジ ○○
R2 WUアグロ ××
R3 エスパーコントロール ○○
R4 スゥルタイミッドレンジ ○○
R5 RBアリストクラッツ ○○
R6 青単アグロ ○○
R7 ID
R2で敗北したためオポ低いかな、と思っていたところ1敗ラインでは一番オポが高い4位で、R7は5-0-1のプレイヤーとマッチングになりそうだったのでID

5位抜けでSEへ

QF バントネクサス ××

ストレート勝ちorストレート負けというわかりやすい結果。
ガードを下げた白単には5ターン連続タップインなど土地事故も相俟って綺麗に負けたが中速以降のフェアデッキには構築がハマって勝つ事が出来た。

トーナメントを通して殺戮の暴君は強かった。
エスパー相手に相手がテフェリーをコントロールし毎ターンアズカンタを起動して2枚ディスカードという絶望的なボードから殺戮の暴君をトップデッキしてかつも出来たし、ミラーや青単、RBアリストクラッツにも決定打になった。

逆にハダーナの登臨が明確に活躍したのはR5のRBアリストクラッツに対してだけで、別にここはもっと良いカードがあったかもしれないという印象。

QFのバントネクサスとは対戦経験が薄く、サイド後の否認の打ち方を恐らく間違えたので要練習。

競技度の低い大会ではありますが、久しぶりにTOP8に入れて良かった。
引き続きがんばります

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